坂田城跡梅まつり（千葉県山武郡横芝光町）

坂田城跡梅まつり（千葉県山武郡横芝光町）
平成24年3月4日（日）

坂田城跡の梅林は、坂田城跡梅林組合が梅酒や梅加工用に出荷している耕作地で、観光梅林ではなく知る人ぞ知る隠れた梅林でした。

樹齢約40年で一本一本が10ｍ以上にも及ぶ巨木が1500本もあることから、NHKなどのテレビ放送と各種観光雑誌への掲載により、一躍有名になると共に県内最大級の梅­林として関東近県にまで知られるようになりました。

この梅林は、JR総武本線横芝駅から北西1.8キロメートル徒歩で約25分のふれあい坂田池公園に隣接する坂田城跡にあります。

坂田城は、15世紀の中頃、千葉氏によって築城されたものといわれ、本丸、一の丸、二の丸、三の丸、四の丸で構成され台地全体にわたっており、400年以上破壊されること­なく当時の遺構が現存する県内でもとても貴重な城跡です。

杉木立の本丸跡を過ぎると見事に手入れをされた老木の梅林が少しずつ見えてきます。梅林の中心地は、本丸から約1キロ先の四の丸付近にあります。

毎年2月中旬から3月中旬まで、梅まつりが開催されます。例年、多くの観梅客で賑わい、売店で梅農家の手づくり梅加工品や漬物をはじめ採りたて野菜の直売所などがあり、毎­週土・日曜日には「菜雑煮」の無料サービスもあります。

梅林組合ブログ（梅農家のつぶやき）
http://sakatanoume.cocolog-nifty.com/ume/


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